ぴょん記

こつこつ憶える

宵寝して寝そびれて

 いま、自宅で病気療養中という身の上なので、日中も、文字通り寝たり起きたりしていいはずなのに、だいたい起きている。朝の4時ごろ、一旦起き出して、ベランダで朝日を浴びながら、さあ水くれろたつぷり水くれろと賑やかなトマトや青物に水をやる。

 

 それから、朝刊を斜め読みしながら、だしを引いたりお茶を淹れたり、とにかく音の殆ど出ない台所仕事から始める。たくさん、くすりは処方されているが、なかでも中心的な役割をはたすつよいくすりの副反応で、血圧が上がったり血糖値が上がったりするというので、滷いものや糖質たつぷりは、避けることにする。そうすると、生野菜好好という型ではないにんげんの食事はいきおい煮炊きに時間がかかるものとなり、せめてたんぱくしつだけは、ほどほど旨いものをとのぞむようになる。

 

 動物性たんぱくしつは、鶏のささみはあしがはやいから、さかな比較的たくさんと牛豚の赤身少しに頼ることになる。植物性のは、大豆があるから、とうふ、なっとう、ときどき油揚げ。あとは、野菜を炊き合わせて、朝からもしゃもしゃと忙しく箸をうごかす。

 

 食後に10分から3時間まで、その日の必要に応じてひろい意味での片付けに時間を費やし、机に向かったり、床で長くなったり。寝るのはいいのだけど、12時から13時までの間に目覚めて、ふと時計を目にしたりすると、一般的なおつとめの人は、いまごろサラメシの時間帯だわなあとかんじなくてもよい寂寥感がおそってくることがある。ルートートのちいさいのに、お財布とハンカチと携帯電話を移して、小諸そばでひやしたぬきそばを啜る神田のつとめにんになりたくもありなりたくもなし。とはいえ、小諸そばの「ばかしそば」は、今期中にいちどは食べておきたいですが。

 

 うえにかいた、いわば、「主役のくすり」の服薬量が、じつはまだかなり多くて免疫力が低下しているので、外出は最低限。目も悪くなったし、顔も膨れているしで、巣穴でできる仕事をもらって宅配便で送り出している。電車で15分の日本橋にもようでられないのに、ヒコーキで九州や北海道に数日間の遠出ができるのは、現地でろくに出歩かないのと、羽田空港まで道路が空いていればくるまで30分の距離だから。

 

 それから。おひるをしたため、そのあとの午後は、机の前に戻ったり、床に転がったり。郵便受けを確認するために階下に降りてから、食品配達のうけとりをしたり夕飯のおかずを炊いたり。生産性がきわめてひくいなあとぼんやりかんじながら、でも、きょう生きていないと明日生きていられないからなあと前向きにあきらめるように自分を誘導、しきれていないけど。

 

 問題はそのあとで、帰ってきた家族と夕餉を囲み、茶碗と皿を洗って歯を磨くと、わたしはそれが19時だろうと19時半だろうと、その時点で寝てしまう。そのあと23時前後まで熟睡することもあれば、昨夜のように途中で起きてすいかの4分の1個までもゆうゆうと平らげ、また、床に逆戻りすることもある。

 

 昨夜は、歯を磨いて寝て、起きてすいかを食べて寝て、もう一回起きて場所を移してすぐ寝て、歯を磨いて目が覚めて、という珍しいパターンで、そのまま仕事をして、やすみじかんにこうしてブログをかいている。

 

 らいねんのいまごろ、げんきで生きていられるとしたら、うどんもたべたいし(あれ、糖質のかたまりなのでたくさんは、むり。)、できれば、よる、連続して7時間くらい眠るようになっていたい。

 

& Premium (アンド プレミアム)

& Premium (アンド プレミアム)