ぴょん記

こつこつ憶える

きのうの内職食

 残業時に職場で中華そばなど出前で取るという。だから、内職に忙しい日にも同様の簡素な食事があると思うのだけど、往々にして、内職というものは労働単価が低く、自前でデリバリーを頼んでいてはなんのために働くのかわからなくなる。内職者にとっては、出前はあくまで緊急避難の手段だ。ゆえに、平常時は、いや、まだ、平常時と呼びたい時点には、手早くできるメニューこそが内職さんのごはんだ。

 

 わたしがよく逃げ込むのは、ちらし寿司界隈で、ちょっと気の遠くなるようなあたまのわるい作業の果てにようやく仕上げた実山椒のおかげで、いつもまあまあの仕上がりになる。きのうは、しめきりの日だったから、すりごまと、しいたけ・にんじん・実山椒の佃煮を10分ほど煮たもの、鮭のフレーク多め、はさみで刻んだ青紫蘇、包丁で刻んだ千寿ねぎ、きざみ海苔の寿司を2合ほどの白米で用意した。寿司飯は、浸水時に、昆布10センチ角を加え、寿司酢は、りんご酢70cc、さとう大さじ1、塩小さじ1/2と、けっこう酢が多め。ほんとはこんなに多くないとおもう。

 

 半切(ひのきでできた寿司桶)で寿司飯をつくるとき、ドライヤーの冷風モードをターボでつかう。わたしはシャンプーのあと、ドライヤーをつかうと目が回るので、つかわない。つまり、このマイナスイオンがなんちゃらというドライヤーは、ほぼ寿司飯を作るためだけに保有されている家電である。

 

 寿司飯に、上に書いたコンテンツのうち、青紫蘇と千寿ねぎ、海苔以外のものを混ぜ終わってあら熱がとれたと思ったら、半切に上から琺瑯かなにかのボウルをかけて蓋をする。そして待つこと1時間、酢が馴染んでおいしくなる。

 

 ちらし寿司は、チョコレートとミントガム以外は、内容物として受け容れる準備があるというくらい海量なメニューなので、もっとなかよくしてあげてください。よろしくおねがいもうしあげます。

 

おまけ: