ぴょん記

こつこつ憶える

病中多感

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 いま治療中の病気を見つけてくれた大学病院から別の大学病院に転院した。主科だけでなく、ほかの科も移ることになって、昨日も、自分の身体内部のデータの詰まったCD-Rかなにかをもって、新しい病院の総合受付のあたりをうろうろした。ところで、主科の初診は3月の下旬で、そこから正式に転院するまでにきっかり4か月かかった。その4か月間は、従前の病院に通い続けたわけだが、これがなんとも長く感じられた。

 

 転院の理由や経緯は、わりとどうでもよい、わたしの好みによるところが大きい。一旦、具合が悪くなって長期入院を余儀なくされてしまうと、病院を設置する学校法人とわたしとの間の診療契約などものかは、たとえば、途中で契約を打ち切って退院することもなかなかに難しくなる。ましてや、入院途中で転院の必要性が医療者側に認識されていないのに、別の病院に移ることなど。特別なコネクションのない人間には、入退院や転院の自由はそれほど認められていない。

 

 正直なところ、つぎに長期入院を勧められるような状態になったとしても、わたしは、なるべくぎりぎりまで自宅で過ごすことに固執すると思う。それは、新しい病院に掛かりつけを移した今でもかわらない。なにしろ、この病気の治療というのが、おもに服薬することで、あとは人工的に免疫力を低下させているため、余計なものに感染しないようにおとなしくしていればよいのだ。

 

 しかし。一旦、服薬量が増悪した病気を叩くために急激に増加してしまうと、徐々にそれを減らす間、病棟での生活を送らざるを得ないのが現実だ。

 

 前の退院から約半年。去年の今頃、最初の退院をした。それから次の入院まで3か月しかもたなかったわけで、それに比べると今回は、娑婆での暮らしが既に倍ほど続けられたのでありがたいありがたい。