ぴょん記

こつこつ憶える

これがあの神経痛

 例の帯状疱疹の後遺症か、それともあらたな病にみまわれたかは定かではないものの、とにかく右脇腹の表面だか内部だか、そのあたりがきりきり痛い。

 

 先週の金曜、皮膚科の診察を受けたとき、じゃあ次の診察は3週間後と云われて、朝夕の神経系の痛み止め各1錠、朝昼夕の痛み止め各1錠、あとは、抗生物質の塗り薬の処方箋を出された。脇腹はそのときも痛かったので、なにかちゃんと効く塗り薬の痛み止めはないものかときいたら、医師は、それはのみぐすりで、と答えた。皮膚表面の症状はほとんど消えて、神経付近に痛みが残存しているらしい。

 

 それにしても縦になっているのがつらいほど痛むので、帯状疱疹以外の原因があるのではないかと、まず、内科にかかろうと思った。ところで、わたしは、目下、ある大学病院の大きな内科に含まれる診療科を主科として受診しているわけで、同じことならばとその大学病院の大きな内科のふつうの内科に予約をとろうとした。

 

 ……。予約センターをはじめとして、電話を何本かかけたり回されたりした結果、希望通りにふつうの内科の予約を取るのは難しいことがわかった。受診相談で相手をして下さった看護師さんによれば、まず、同病院の皮膚科を受診して、帯状疱疹の痛みであるのかないのかを確認し、しかるのちに帯状疱疹が原因の痛みでなければ改めて勧められた他科の受診、ということになるという。

 

 そういわれたのなら、すなおに皮膚科の予約をとってもいいようなものだけど、額に脂汗を浮かべながら、病院のしゃきしゃきした人々と電話で会話していた昨日はそこで力尽きてしまった。今朝になったら、それほどの痛みはなかったので、海にいって帰ったらどうせ全身検索にかかるし、皮膚科から内科まで同日のうちに繋がれるとはとても思えないしで、それまではこの痛みは、「帯状疱疹の神経痛」ということにしておとなしく出された薬を飲んでいようときめた。

 

 比較的短期間のうちに、病人として、街のクリニックから大学病院の少なからぬ数の診療科を経巡るはめになったので、「ムダアシ」を避けたいという気持ちがいたずらに強くなってしまった。病院に検査や診察を受けにいくというのは、どんなに少なく見積もっても軽く半日仕事ではあるし、のこのこ出掛ける以上はなんらかのプラスをもって帰りたい。新たに別の病院の皮膚科に掛かることは、そのプラスを得ることに続く方策とは思えないのだ。

 

 それはそうと、早川書房さんの『わたしを離さないで』の新しい表紙が思いがけないものだった。

 

 

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

 

 

 わたしがもっているのは、上のカセットテープが表紙のもの。それが、耽美な感じの美少年と美少女の絵姿に変わるようだ。