ぴょん記

こつこつ憶える

ねたりおきたり(承前)

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 筋肉がとろける病を患っているので、そのとろけぐあいを示す数値が少々上がると外に出掛けることに消極的になる。なぜなら、とろける数値は、足腰を動かすと上昇するという仕組みになっているからである。病気と外出による運動、この2方面からとろける数値が上昇して一定の値を超えると入院の運びとなる。すると、やっと感染しやすさが低下して、少なくとも口の中ざらざらではなくなったのに、また一から治療のやり直しで、そうするといろんなものにひじょうに感染しやすくなるために、病棟外への散歩も医療者の許可をとらなければならなくなる。

 

 もっとも次に入院する病棟では、少なくとも、たとえばガジェットを盗られたりするのはそもそも持ち込む方が悪い、という「常識」がまかり通ることはないと聞いている。 その点は安心ではあるが、それでもきっと残り少ない人生のうち、さらに数ヶ月を病院のベッドの上で過ごすよりは、自宅で暮らしたいというのが、人情。

 

 本を買って、地下鉄で家に帰って、少しは仕事をして。食料品は、もっぱらネットスーパー頼みだし、掃除も洗濯も気の済むようにはとてもできないけど。

 

 とにかく、その「とろける数値」を抑えるために、聴講で出掛ける日以外は、なるべく自宅でじっとしている。すると困ったことに、今度は、使わないことによって筋力が衰える。金曜日、歩いている間は平気だったのに、夜になったら、痛くなったことのない足の筋肉がきりきり痛んだ。じ、とり、かとる、いったい、いくつレンマなんだろう。

 

 でも、とにかくありがたく毎日過ごさせていただいております。