ぴょん記

こつこつ憶える

ぽんこつのちゅうこですが

 昨日は、雨。最高気温も29℃まで届かず、しかも、珍しく、15時台には18mmというまとまった降水があった。「珍しく」というのは、このあたりは東京湾の最深部で、南風が強く吹き込んでくるので、せっかく埼玉南部や多摩地方で発達した雨雲が東進してきても、雨を降らして地面を冷やす間もなく、勢いよく北の方角へ吹き飛ばされてしまうからだ。

 

 たしかに湿度は高い。だが、贅沢はいうまい。どうしても熱を抱えたまま、膨れあがった頭や頬、二の腕を水で洗って冷やし、よく乾いたタオルで水滴を拭き取ったあとは、どさりと身体を布団の上に投げた。そのまま小一時間、雨雲で真っ暗になった外よりなお暗い室内で最低限の呼吸を保ちながら昼飯前の眠り。何日かは涼しい日もあったかもしれない。だが、主観的には、先月の20日ごろから、ここ3週間以上、ずっと灼かれている。負けました降参ですとさんざん泣いて詫びをいれているのに、これでもかこれでもかと暑い日が続く。いわば、そのような暑さからの仮釈放ともいうべき昨日の雨降り。

 

 そしてつらつら思うに、暇なんはあたまにもからだにもよくないと。あいかわらず、あたまはぼーっとしているし、からだはぐんにゃり力が入らず、眼もよくはたらかない。でも、とりあえず、机に向かうことはできるし、やすみやすみながらではあるが、書類を扱う仕事もしている。前向きな気分になれなくて、ときには地面にめり込みそうなほど己の不幸を憐れむ気持ちがつよくなろうとも、三度の飯を二回にしても一日の必要な熱量は十分に摂取している。

 

 iPad mini が、たとえ電池残量30パーセントでもちゃんと動くように、冷蔵庫の中で1週間以上待たされたトマトが思いがけず瑞々しいように、こんな身体の弱い中年でも、まだまだできる仕事もあるんじゃないか、もしかしたら。