ぴょん記

こつこつ憶える

いまにも泣き出しそうな

  定期通院日なので、病院の外来待合室でこれを書いている。朝一番に再来受付機に患者カードを噛ませ、尿を出して血を採られる。各検体は、素早く検査に回され、主治医の診察までにはデータが揃えられている。

 
  まるで、未来。
 
  きのうは、2010年に作られた『ウォールストリート』を。マイケル・ダグラスのゲッコー氏の老いは、自前のものだが、その前に観たL・ディカプリオのフーバー長官の老齢は擬制されたものだった。なのに、後者のほうが不思議とリアリティを強く感じる。
 
  ゲッコー氏の娘をキャリー・マリガンが好演。『十七歳の肖像』『わたしを離さないで』でも、よかったが、本作では、とくに、始終鼻先の濡れた頼りない小さな犬のようで、だから、なおさら、後半の災難が気の毒だった。
 
 
  ただいま開催されている世界陸上で、北京オリンピックで建設された鳥の巣が再び使用されている。この作品で重要なモチーフとされているリーマンショック北京五輪と同じ2008年の出来事。それから流れ去った7年は、はたして長かったのかそれとも瞬く間だったのか。
 

 

 

  なぜか日本語吹替版をレンタルしてしまった。これはこれで味わい深い。