ぴょん記

こつこつ憶える

そこはかとなく、不憫

  昨日見た海外ドラマで、第二次世界大戦初期のロンドンから地方へ列車で疎開させられてきた児童を、土地の人が、まず見た目のかわいい子、次に家の仕事の手伝いに使えそうな子と自家へ連れ帰って、駅に残ったのは、見栄えのしない、労働力としても頼りにならない感じの子ばかり、という台詞があった。そういうぱっとしない子のひとりを、判事の娘は自宅に連れ帰って預かる。理由は、「わたしと同じで無視されがちだろうから。」。彼女は、とりたてて難のある容姿というわけではなく、家柄のよい母親と頭脳明晰な父親と一緒に広い家に暮らしている。でも、寂しい。恋人はいても、その存在を父は排斥し、母親も全体に冷淡だ。引き取った疎開児童の少年となら、似たもの同士、心を打ち明けあえるかもしれないろ彼女は期待したのだが、その少年すら、判事の娘を鬱陶しがる。少年も十分に気の毒だったが、このお嬢さんもかわいそうだった。そう、「刑事フォイル」です。

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