ぴょん記

こつこつ憶える

用事のある日の未明の夢

  今朝は、早くに沐浴して出掛ける予定があった。気が急いていて、とにかく疲れるのだから、その前に少しでも休養をとろうと目を瞑っているうちに、変な夢を見た。
  わたしは、東京メトロ東西線に乗っていて、都心から自宅最寄駅に降りるつもりだったけど、乗り越して千葉方面へ行く。車窓の景色が、どんどん鄙びていき、もはや太平洋戦争前ではないかと思うくらい、田畑と雑木林と野原の繰り返しである。網棚に無造作に積まれている衣類から自分のものを取り出して忘れずに持って下車するように車内アナウンスがある。わたしも、周りの乗客に倣って、自分のものと思しきショールとカーディガンを網棚から引っ張る。衣類はどさりと降りてきたのだが、ここでひとつ問題がある。衣類が衣類だけでは下に降りずに、なにか、いや誰かが、カーディガンに片袖通し、ショールを引っ掛けた状態で電車の床にどさりと落ちてきたのだった。いまにして思えば、あれは、案山子の一種だったのかもしれない。