ぴょん記

こつこつ憶える

曇天

 さて、事始めも済み。ともかく何をするにしても、さきに締切のある仕事を完了させておきたかったので、机に向かう。カキフライ念慮。じゅじゅっと揚がったところに、フレンチマスタードを効かせたタルタルソースを添えて、ばりばりいただきたいねと週末の昼寝の夢に落ちる寸前に話したのが鮮明に甦る。牡蠣。あの震災の前々年、灯油缶タイプの容器と一緒にクロネコヤマトの周旋で届いた生牡蠣。安全側に倒して、せめてカキフライ。雁助さん加野炭鉱の「再稼働に向けて」おきばりやす。仕事をしながらも、お店でカキフライを食べるか、できあいのカキフライを買うか、さもなくば加熱用生牡蠣から家で揚げるかと目まぐるしく考える。でもやめた。途中で大根を煮たから。大根と蒟蒻と丸天を温めたら、たとえそれが関東炊きともおでんとも呼べなくても練り辛子をたっぷり添えて食べる。大根有理。

 この草紙、メジャーなところでは、松下禅尼が障子を繕って子息の戒めとするお話が含まれていたと思う。