ぴょん記

こつこつ憶える

早朝の目覚め

 目覚まし時計をもっていないので、平日の朝、6時20分ごろ起きて同25分に台所に立っているのは完全に惰性で行っていることだ。だいたい5時前後に一度手洗いに立つ。そのときに顔も洗う。去年の春先に散髪に行ったとき段をつけられた髪の毛がいまだに髪ゴム1個でまとまらず、前髪がはらりと落ちてくるのでそれもピンで止める。このとき、7割くらい普通の意識は戻ってきていて、Twitterの画面をスクロールして眠る直前にiPad miniでみたツイートまで遡行することもある。そのまま起きていても肌寒いので、机の上のコップの水をひとくちふたくちのんでまた寝る。ちべたいさぶいちべたい……などと幼児語を呟きながらペンギンの雛(の、ぬいぐるみ)を掻き抱き、一枚きりの布団を再び被る。豆電球の明かりに浮かぶ壁掛け時計の長針を弱った目でちらちらと見ながらうつらうつらしているふりをしながら、思い浮かべると憂きことせんかたなしなあれやこれやをしおしおと反芻してやがてえいやっと再び起きて朝飯の仕度。