ぴょん記

こつこつ憶える

雨降り月末

 日曜の午後は、昼寝をしたり、起きて仕事に戻ったり。/なにか厭なことをされても、仕返ししたり、皮肉をいったりしなくてもよい、と言われてからは、とても楽になった。どうしても必要ならば、身を守るための対策はとる。でも、それを超えて、同じことを繰り返さないよう相手を戒めるために、あるいは、自分の気を済ませるために、なにか遣り返すというのは、ほんとうに面倒に感じられる。「品格」や「センス」というものの見方の基準を云々する以前に、そういうのは大脳辺縁系をぐるんぐるん起動させる、手っ取り早い娯楽に思える。遣り返さなくてよい、と知る以前も、わたしは報復を行うことに消極的だったのだが、それなりに自分の気概のなさや腰の引け加減にうんざりしていたのだ。だけど、遣り返さなくてよいと覚えてからは、なにごとか起こっても当座はともかくしばらく経てば、以前よりもかなり軽やかな気分でいられるようになった。/それとはとても離れたところで、すごくうまく世渡りしようとがんばらなくても、なんとか命を繋いでいけるくらいの収入があれば、それだけで御の字じゃないかとも思う。生きているだけで懶い。それでも仕事が一段落すればうれしい。/uni ball Signo 0.38mm の、ボルドーブラックをひょんなことから2本買って、気がついたらほぼ日手帳のページをそれをつかって埋めるようになった。いまの時期のページの罫線の色も暗紅色に近いので雰囲気が合っているのだろう。洗濯と片付けも一段落したので、午前中は湯冷ましでもすすりながら、ゆっくり過ごしたく思う。