ぴょん記

こつこつ憶える

雨は止まない

 退院してこの木曜日で1週間。薬剤が腎臓にジャストミートして疲労していたように感じていたが、ルートをとった左腕を庇って不自然な姿勢で寝続けた結果としての緩慢な寝違えのような気もする。いずれにしても治療終了直後の採血などなかったから、数字でわかる疲弊の目安はない。大学病院のベッド・コントロールとは、単に機械的に患者を予約の順番通りに呼び出して入院させるというものでもないだろう。わたしの治療入院は、一日二日を争うほどの緊急性は乏しく、その代わり、平日の3日間を固めて確保しなければいけないものなので、いろいろな条件が折り合わないと平気で10日から20日ほども後にずれ込む。入院日が確定するまでそわそわと落ち着かないのはいつものことで、長期入院の折の厭なエピソードを思い出したり、生鮮品をたくさん買い込んだりしないようにしたり、とにかく所在ない。仕事は普段にもまして前倒し気味で仕上げ、見苦しいものは片付けておく。午後は、入院日の2営業日前の夕方に掛かってくるはずの入院案内からの電話を待つ。入院予定日を過ぎても1週間ほど電話が掛かってこないこともある。……そういうのも併せてばちあたりだけどストレスフルなのである。