ぴょん記

こつこつ憶える

商機かもしれないけど

※ その例の雑誌、セブンネットショッピングに入荷があったとのことです。6月1日8時現在。

6月1日13時現在、在庫切れの表示が出ています。

 

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(スナモ・「マ・メゾン」の味噌カツ八丁味噌が、どろりん。)

 

 

 きのう、アマゾンで例のまんが雑誌のページをみていたら、中古出品で1点あたり1980円からとなっていた。特別定価が税込で590円の雑誌が、2000円から3000円程度の高値で取引されている。これを経済原理のなせる業として笑って堪えるのがはたして大人としての正しい態度なのだろうか。小学館の当該誌公式ホームページにおいても、今回の(ネット上の)売切れ事象に関して、31日の時点では何らアナウンスされていなかった。

 

 いわゆるダフ屋行為は自治体等の迷惑行為防止条例等で禁止されているのに、古本の「せどり」は許されているのはなぜか、という記事のブックマークを今朝ななめ読みした。古物営業法等の警察目的の規制も関係なくはないけれども、本来は自由なはずの動産の売り買いについて、政策的に制限を設けなければならない理由はなにかということを考えれば自ずと答えは出てくるのではないか。古本屋のつけた値段のまま買って高値で転売する「せどり」は本人の才覚に依拠するところの多い経済行為だけど、ダフ屋行為は客引きという目に見える迷惑行為を脇にどけてもグレー。売れると踏んだチケットを買い占めて売れ残り分を払うリスクを冒すことで、自分のつけた売値と正規価格との間の利ザヤを抜く。それを被るのは、ダフ屋の買い占めがなければ正規価格でチケットを買い得たであろう消費者。やや極端なたとえになるけれども、同じことがコンサートのチケットではなく、人の生命や健康に大いにかかわる医薬品でされたならどんなことになるか、考えてみて。

 

 とはいえ、今般の当該誌のアマゾンでの高騰ぶりをダフ屋行為と結び付けて非難するつもりはない。アマゾンに「商品」を出品する人の中には、一度読んだ雑誌を売って千円札1枚分くらい小銭稼ぎをしようと試みる一般の人もいれば、なんらかの手段でたくさん押さえた在庫を一気に放出しようという目論見の業者さんもいることだろう。「探せば市中にはまだある(かもしれない)」から、そこで定価で買ったり二次的に値付けされた価格で求めたりすることもできるので、ネットで高値の当該誌を買うか買わないかはまったくの自由(という建前)。ただし、今号に関しては、価格形成力の綱引きでは、売り手のほうが力持ちですよ、と。

 

 でもそれでいいのかなあという気持ちは残りますけど。