ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

仕返し

 グレッグ・イーガンの短編集を読んでいた。一卵性双生児の姉妹が、同じ時期に微生物に感染した結果、ほぼ同時期に発病した疾患が悪化して、まったく同じ薬剤を処方されたのに、片方は回復に向かい、もうひとりは死んでしまう。生き残った姉は、どうして自分が助かって妹が生き延びることができなかったのか、やっとのことで突き止める。政府や製薬会社によって大がかりな三重盲検試験がいつのまにか合法化されていたことを知った姉は……(『血をわけた姉妹』)。

 

しあわせの理由

しあわせの理由

 

  本そのものは以前にも紹介したことがあるかも。