ぴょん記

こつこつ憶える

『本能寺ホテル』

 キャストをはじめとして、2011年公開の『プリンセス・トヨトミ』と重なる部分が幾つもある作品。なぜか高の原イオンの中のシネマコンプレックスで観賞。綾瀬はるかの、女にも厭がられず、しかし、初期中年以上の年齢の男性にはこっそり篤く慕われるというキャラクターの不思議さを堪能できる作品。はるか演じる繭子が、現代の真夏の京都と、本能寺の変直前の「現地」との間をいったりきたりするきっかけとなるホテルのエレベータ、フロントの呼び鈴、そして金平糖のどれもが確定的には機能しない。森蘭丸を演じる濱田岳はとにかく走り回って頑張るし、堤真一織田信長は従容として運命を受けいれる、歴史の流れに素直な大器なのである。繭子の婚約者の友だちの彼女、宝石店に勤める平岩紙NHK連続テレビ小説とと姉ちゃん』の洋食屋のおかみさん役も演じた。)など、よい役者さんがたくさんたくさん出てくるドラマだったので、原案、脚本に携わった人も十分報いられればいいなあとあえて曖昧な結び方をいたします。