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ぴょん記

こつこつ憶える

火花

 又吉直樹原作の『火花』のドラマ、30日の日曜に全10回の最後の回の放送があった。日曜だけは夕方から立て続けにテレビを観ているので最後の『火花』が始まる頃にはほぼ寝てしまっていたのだけど、アイロンを掛けながら録画していたのを見直すと、独特の味わいがあって二度三度と見直してしまった。林遣都演じる徳永と、波岡一喜の神谷のことばの応酬。芸人として、人間として、破滅的なまでの神谷の魅力。林遣都は、『精霊の守り人』で星読博士の「シュガ」を演じているから、いまではうちに来てくれる郵便局の人で「徳永」と同じようなカットとカラーリングの彼をも家うちで「シュガ」と呼ぶくらい慣れ親しんでいる。それに比べて、波岡一喜のあの危険さ。もっと驚いたのは、さまざまな才能を聚めて作られたこの連続ドラマが、その長さに比較してかなり短い原作にとても忠実なものであったことだ。ドラマは勢いよく、そして、原作はきわめて端正で上品な日本語で綴られていた。

 

 

火花 (文春文庫)

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