2月の半ばごろから、2リットルペットボトルを玄関先から引きずってテーブルの近くまで連れてきて、空になったら潰して廃棄して、次のを注文して、というサイクルに倦いて、1リットルと0.5リットルのガラスボトルに麦茶やほうじ茶を作るようになった。ついでに変なフレイバーの茶も相当購入した。
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2017年6月16日
2リットルのペットボトルに入った日本茶などは、以前はコンビニエンスストアで300円ほどしていたものと記憶しているが、いまはネットスーパーでは100円から150円程度の価格だ。うちには並みの人間よりも喉がよく渇く生き物が2個体いるので、均して1日に1本を空けるとして、月に4000円弱がペットボトルのお茶の代金と消費税で飛んでいたことになる。それはそれでポットの衛生管理や茶葉の廃棄というコストも含んでの値段なので異常に高くつくとか贅沢をしているというつもりはない。いい日本酒4合瓶で5000円札が飛ぶこともあるのだから(のまないけど。)。だから、ペットボトルのお茶を買うのが厭になったのは、専ら品物が配達されるドア先から台所までのほんの少しの距離をペットボトルが6本詰まった箱とか5本ぐらい入れられたスーパーのレジ袋を小分けにする手間すら厭うて運ぶ重さのせい。以来、麦茶のパックを使うか、さもなくば不織布の小さい袋に茶葉を入れて、ガラスのポットでほそぼそとお茶を煮出している。
その一方で、ハーブティーや紅茶にも手を出した。はてなからのお友達に教わったCLIPPERは、わたしの好きなベリー系のお茶も、紅茶もおいしい。日本橋に映画を観に行くついでに三越前の駅を出たところにある「おちゃらか」さん(COREDO室町1の地下1階)で買う、フレイバーのついた日本茶では、わたしのいちばんのお薦めはほうじ茶にベルガモットの香りをつけたアールグレイのティーバッグだ。お酒と違い、お茶は喫したあとの時間を塗り込めない。だから、朝のうちに丁寧にいれたお茶を前に、詳細は憶えていない恐ろしい夢のもたらした憂鬱な気分を払う。
ポットに作るお茶にも使えるのが下にご紹介する商品で、一歩堂茶舗の「柳 若柳」という番茶。沸騰したお湯で入れるけれども、これがきれいなみどり色で、お値段までまとめてわたしの好みです。