ぴょん記

こつこつ憶える

眠気に浸っている

 水曜、木曜と、雨と曇り、その結果としての涼しい日が続いた。水曜に仕事を仕上げて、20時ごろから夜中まで寝続けた。それから西瓜を食べて歯を磨き、また明け方まで寝た。木曜は、ずっと眠くて、やっと16時ぐらいになって、洗濯と夕飯の仕度を並行して済ませた。そのあと、21時ごろには就寝して、翌6時前にやっと目覚めた。深夜はともかく、昼間は家の中を転々として横になっているわけで、iPadで何冊かの本を幾年かぶりに再読して、目の限界がきたらぱたりと寝るという感じ。

 

吉原十二月

吉原十二月

 

  昼間通うのにも1両の3/4掛かるという、「昼三」、最上級の娼婦ふたりをめぐる、少女期から突出し(デビュー)、全盛から引退に至るまでのたくさんのエピソードをふたりを抱える置屋の主人の視点から描いている。いかに大切にされている花魁といえども、結句、お金によって売り買いされる存在なのだけど、惨めさ悲しさの描写よりは晴れやかな意地の表れに、作者は重きをおいたようだ。

 

傾く滝 (講談社文庫)

傾く滝 (講談社文庫)

 

  若くして自死を選んだ歌舞伎役者、その人生を丁寧に追い、かつ、演出を施した作品。芸の熟達に専心することは許されず、ご贔屓ご見物を満足させ、とにかく金のかかる家族や一門を食べさせねばならないという重荷が、「彼」の背にのしかかっていた。