ぴょん記

こつこつ憶える

自分じゃない人と生きる

 

 ときどき、いろんなことを棚に上げて、もう自分も相手も、「よくできた人」でなくてもいいじゃない、と思う。そうそう、石鹸と素麺は近くで保存しないでね。樟脳なんかも麺類のそばに置かないで。 

  このお話で、お皿に一つだけ残ったおいしいお菓子を巡るエピソードと、すごく美しいわけではないけど心優しくかしこいお姫さまが隣の国からきた婿君を勇気づけるシーンには、結婚とか異性同士、両性同士のパートナーシップって、こういうことなんだなと深く感じ入るものがある。

 わたしは、一昔ほど前、ブログを読んだ年下の女の人から、「まるで仇持ちのような」と評されたことがある。そして、実際、いま思い返しても、いかさま不当な目に遭った事象の数々で、許しがたく思う人はたしかにそれぞれにいた。

 それはそれとして、いまわたしは自分のうちで身体を伸ばしたり丸めたり好きな格好をして安眠できる、そういう暮らしをしているのだから、せめて目の前の人は大切にしていきたい。

 

 ところで、つらつら思うに、フェミニズムはぶん殴る道具でもないし、ぶん殴っていいという目印でもない。性を問わず、幸せになるための思想であると、たいていの人間はわかっている筈だ。

 

Forevermore

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