人参などを細めにおろす、板状の調理器がある。それを用いて拵える代表的な調理例が、まぐろ油漬け缶詰のTV-CMにも出てくる「人参しりしり」。これで、人参の中1本の3分の1ほどを削る。そして、フライパンに沸かした少しの湯でさっと茹でる。
万願寺甘とうがらしは、2本を斜めに切る。種も一緒に食べる。
豚肉は、200gほど。一口大に切る。
豚肉を塩と胡椒で炒める。だいたい火が通ったら皿に取る。
またフライパンに湯を沸かして、一口大に切ったキャベツ半個を塩で茹でる。人参、豚肉、キャベツをそれぞれ調理しておくのは、いちばんあとで煮るインスタント焼きそばに混ぜたとき、味の偏りを均すことだけに集中するためである。生の部分は予めなくしておく。
日清の平たい袋麺は、通常量の1.5倍というから、2個で通常の3袋分。これをお湯で戻しながらだんだん焼きそばにしていくうちにこれに肉野菜を加えたものをはたしてたったふたりの家族で平らげられるのかはなはだ懐疑的になるのだけど、だいじょうぶ、なぜか朝にはフライパンは空になっている。
ソース焼きそばにマヨネーズはいらないけど、途中から削り節があると食べやすく感じます。