ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

配達料が上がったり

 家内に風邪引きが出て、自分もなにやら崩れかけのような感じなので、昼と夜それぞれ食事の配達を頼むことにした。出前館では、ココイチは、従来、税込2500円以上の注文で200円の配達料を無料にしていたところ、税込3000円以上の注文で400円の配達料を無料にするようになっていた。同じく出前館で、ケンタッキーフライドチキンは、最低購入額1500円で配達料300円で、これは幾ら買っても無料にはならない。そもそも以前には一定の購入額で配達料を無料にしていたかどうか記憶が朧である。配達料如何で注文をするかしないか決めるわけではなく、少しでも栄養になるものが摂りたかったので、いずれも出前館経由で、昼はジョナサン、夜はケンタッキーフライドチキンに食事の配達をお願いした。

 ジョナサンというのは、すかいらーくの仲間のファミリーレストランで、げんに添付の割り箸の袋には、あのヒバリの絵と「すかいらーく」のロゴがプリントされている。そして、配達料は別に掛からない。風邪引きの会社員と、いろいろ薬をのんでいるせいで何に感染しても症状がはっきり出ない居職で、配達された弁当仕様の炭水化物と蛋白質が加熱されたものをぼそぼそといただく。

 夜はケンタッキーフライドチキンから、鶏の唐揚げなどが入ったハコと、鶏の唐揚げが挟まったり捩られたりしたものが入ったハコを受け取った。わたしは骨付きフライドチキンを食べるのがとにかく下手で身がたくさん残るし、かといってナゲットはなんとなく怖いので、フィレが挟まったサンドイッチや包まれたツイスターを好んで食べる。骨付きフライドチキンを目にするたびに、末は40kgより重くなったイヌがまだ仔犬だったころ、鶏の唐揚げに小さな骨が残っていないか、ひとつひとつほぐして与えていたことをいつも思い出す。きれいな表紙の上質な紙をつかったノートに、つむじ風のような速さでもって、鬼のような形相で数学の設問の解答を書き連ねていたむすめのころ。イヌは日に日に大きくなり、わたしもやがて高校を卒えた。

 頭も関節も痛いけれど、お金を払えばご飯がとどく有り難さを存分に享受しつつ、ともかく机に向かっていたら仕事も納品できた。

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芋を茹で始めてからハムがないことに気付いた日のポテトサラダ

  ポテトサラダには、マヨネーズは控えめに、粒マスタードはどっさり入れます。