ぴょん記

上古文学、外国語、数学、調理、編みもの、縫いもの、競争法

食事と飲み物

 おむすびに合う紅茶、というのが一時期流行したような記憶がある。コンビニエンスストアで、お昼の食事として、おむすびやサンドイッチを買う際に、それらに加糖されていない、ミルクもレモンも入っていないブラックティーを添えるのである。そういうとき、紅茶は、緑茶やほうじ茶、麦茶に烏龍茶、健康茶と同じ列に並ぶ。

 わたしの育った地域では、朝でも夜でも家で食事を摂るときには、たいてい、温かい緑茶が食膳に添えられる。のちに東京で、同郷の友人の下宿でごはんをいただいた昼にも、熱めの緑茶がスパゲッティの横に置かれたので、おそらく全県的な習慣だと思う。ごはんにお茶。湯冷ましでも、いや、水でもいいのではないかと思わないでもない。しかし、そこに、生水よりは沸かしたもの、同じ沸かすならお茶を淹れて、という思考が特段茶所でもないのに働いているのだろうか。食後のお茶ではなく、食間に、お茶。

 わたしは、一日に一杯のコーヒー、あとは少しお茶が飲めれば、残りの水分は、もう全部水道水そのままでいいくらいに感じることがある。とても丁寧というわけではないけど、ほどほどきちんと倦まず弛まず暮らすということが、どうにもわたしには難しく感じられる。ふるさとで食事のたびに供された緑茶は、それを思い出させる風景のひとつなのだ。

 

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