ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

第2巻は大旅行

 東京から名古屋市まで新東名高速道路で353kmくらいだという。それを直線に伸ばして、さらに50km足して、鉛直方向に伸ばしたらイズィの高さになる。『七人のイヴ Ⅱ』は、そのISSからホワイトスカイそしてハードレインの始まりによってぼろぼろになった地球を尻目に、地表からの距離を稼ぐための推進剤となる「水」の玉を受け取りに行く過程が中心となる。

 現実には、朝4時45分に起きて、名古屋市に地表面を滑って出かける人を送り出し、あとは寝たり起きたり洗濯ものを干したり炒飯を食べたりしながらKindleを読んでいた。まあ、著者にしても訳者にしても、商業的な理由とそれ以外の意図から、大概は、わかりやすく文を整えているとは思う。かつては、一般向けのSFの場合、まじめに授業を受けている中学2年の男女ならば9割方は理解できなければ、増刷はおぼつかないような気もした。さて、いまは、どうなんだろう。

 名古屋行って戻っての人が帰ってくる前に、第3巻に突入。第2巻のラストと、第3巻のあたまの間には、5000年の時間が横たわっていた。

f:id:e_pyonpyon21:20180914213435j:plain