ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

朝顔の変容

鮮やかな紫に近い大輪と、ひっそりと涼しく咲くうす青の「渓流」F2、それに小さめの紫のがベランダの左側の朝顔のすべてだと思っていたら、今朝方から真っ白な大輪がいくつも開き始めた。ベランダの右のほうの朝顔は、「平安の暁」のF3以降一辺倒で、と…

水辺の生き物のご縁

思わぬ場所でのメダカの繁殖を確認した〆切明け。ハハと、電話で、あれが旨いこれはもっと旨いという話をしていたら、郵便局のかたがドアのところまで配達にきてくださった。イオンのネットスーパーさんから、抽選で当たる水族館チケットプレゼント。6月の…

身をえうなきものに

ただいま病気に向き合っている友人がおり、また、自身も長い時間と巨額の金を掛けて抑えている疾患もちであるので、表だっては、たとえばツイッターなどではいわないが(それは、前記友人に対する最低限の礼儀だ。)、わたし今晩ぬるりと闇に溶けてしまって…

入れ墨と一般社会

何度か宿泊したホテルチェーンの幾つかのホテルには、客室のお風呂とは別に、男女別の宿泊者専用の大浴場がある。そして、実験的に、入れ墨のある宿泊者でも、8センチ×10.5センチのシール2枚でカバーできるようならば、それを皮膚の入れ墨のある部位に…

ことしのベランダ農業の上がり

小さなベランダの、さらに4分の1で展開しているベランダ農業、観賞用朝顔は、新たに買った種よりも昨年以前の稔りから得られた種が芽吹いたもののほうがよく育った。あとは、バジルは、立派に自給することができた。和ものの青紫蘇は、間引きをしなかった…

机の向こう側

『わたしを離さないで』の、失われたものが流れ着く海岸、ではないけれど、わたしの机の向こう側にはいろいろなものが隠れている。今月だけでも、冷房による冷えすぎ防止のフットカバー一足、ペンギンハイウェイのクリアシール1枚が、するっと机の向こう側…

暑さに閉じ込められて

余りの加工糸で何か編もうと思った。大きめの麦藁帽子風のものをひとつきれいに仕立てて、まだ日差しの強い時期にかぶってもいいかなと。 考エ中……。 pic.twitter.com/SedQZFDoxz— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) August 25, 2018 エコアンダリヤで編む大…

いつまでも過度に湿潤

台風20号の影響で、昨晩は、雨は殆どなかったものの、風の勢いが強く、その南風に乗って太平洋の湿気が流れ込んできた。なかなか寝付けず、冷えたものを取り込んで血管から身体を冷まそうとしたものの、夜中に飲むには200mlで限界。しかも、トマトベ…

区役所の支所へ、てくてく

病気関係の手続のために区役所の支所へ。最寄り駅まで行ってタクシーに乗るか、アプリケーションを使ってタクシーを呼ぶか、さもなくば歩くか。駅まで歩くのもつらい陽気だし、タクシー過疎地帯であるので、アプリも頼りにならない。支所方向に向かって歩き…

残暑の日ばかり

朝、夏のはじめのような機敏な動作ではなく、もったりと夜の衣を引き摺るような重さで、台所に立つ。夜干しした洗濯ものを畳んだり、コーヒーを淹れたり。たまごの「ご注文」が取れた日は、どうしようかあまり考えずに済む。今朝の「ご注文」は、「菜種」。…

戻ってきた暑さ、でも。

今朝は、3時半に起きて、昨夜食べきれなかった鶏の弁当の半分と、果物蜜豆1缶、ヨーグルト1個を食べてまた寝た。午前中ずっと寝倒したかったけれどもそういうわけにもいかず、しばらくして起きた。— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2018年8月21日 ツイ…

うまいことエンジンがかからない

月曜は仕事だけするつもりだったが、朝4時半に起きて5時過ぎに寝直したりしたせいか、机についても脳がまだ寝かせろと強く抗議する。半泣きになりながら昼寝。 なんとか作業が軌道にのったのは、午後を遅く回ったころ。今回、〆切は木曜だけど、わたし、で…

週末の食卓

今年の春先ぐらいから台所のコンロの機嫌が悪い日が続いて、お湯を沸かすのと、おかずを用意したりパンを炙ったりするのと、ぜんぶひとつの火口(ひぐち)で済ませていた。温度感知センサーが過敏に機能しているのだろうと手入れしてみたら、はたしてちゃん…

とても涼しい

昨日の朝から上空の大気に冷たいのがきたらしくて、とても涼しい。冷房機を止めて、掃き出し窓と玄関を行き交う風を導入するためのサーキュレータだけで快適に過ごしている。ちなみに、このあたりの本日の最高気温は、27℃だった。 今年は、関東地方の梅雨…

『カメラを止めるな!』

家族が、この映画を「おまえは観たいのではないか。」というものだから、そういわれればけっして観たくはないというわけでもないと思いつつ、「そういうあなたはこの映画が観たいのね。」と一応確認をとって、予約可能日の朝に席を予約。いざ蓋を開けてみた…

『豊饒の海』に寄せる小文

※ 以下は、2011年11月に、クローズドのはてなダイアリーで書いた覚え書きの再掲です。 この四部作からなる小説の筋は、私の理解する範囲においては、以下の通りだ。すなわち、維新の元勲の孫と判事の息子(本多繁邦)が学習院で同級になる。元勲の孫は…

紳士用の夏帽子の完成

ウサギから帽子屋へジョブチェンジだ。 pic.twitter.com/O8X9E7Fk0O— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2018年8月15日 わたしのニッティングは、自分のものかせいぜいハハの用に供するためのもので、もっぱら人に向けては撃たない編まないことを旨としている…

あの人を大切にして

ある発達障害当事者の方がはてなブログで書かれているが、現在、そのはてなブログは一般には非表示にされている。非表示にされた理由は、おそらく、そのはてなブログの最近のあるエントリに付された一群のはてなブックマークコメントの性質と、量であろう。…

たくさんの、人の声を聴いた日

世は盆休みであるけれども、眼科の予約をしていたので、朝から最寄りのバス停から出発。大きな橋を渡ってしばらく走り、アンダーパスを目前にきゅっと右折。しばらくしてJRの駅に着く。そこから電車に乗ろうと思って、駅前の交差点を横切ろうとしたところに…

『パラークシの記憶』

M・コーニー『パラークシの記憶』を金土で読了。2013年には山岸真さんが訳されていたというのに、いまごろ。『ハローサマー、グッドバイ』の後日譚あるいは完結編で、知らないほうがよかったかもしれないが、いつかはわかってしまう物語の枠組みを示した…

西瓜が実った

「タキイ友の会」という、京都の種苗会社さんのクラブに入っている。年間の会費を支払う代わりに、毎月、花と野菜の栽培に役立つ情報誌を手にすることができて、しかも、種や苗などを定価から1割引の会員価格で買い求められる。入るまでにしばらく逡巡した…

脳でいろいろしんでいる

シャツにアイロンを当てている途中、襟、肩ときて、前身頃後ろ身頃もうひとつ前身頃と続けて、えらく袖の付け根のあたりに皺が残っていておかしいなあと感じた。そして、肩の次に、両袖で、そこから身頃に移るのに、まんまと両袖をすっ飛ばしていたことによ…

ananの例の特集号

台風が接近しつつあった日、わたしは、明け方に目覚めて、午前中に眠って、朝ごはんの残りのパンを囓ってはまた寝て、13時50分ごろまだ2時間は眠ってよいと思い、15時50分に、きょうは起きなくてもよいのではないかと思い直し、しかし、そこでにわ…

『ケルン市警オド』

中世ドイツの都市国家、工業と商業で膨大な資産を形成しつつある都市貴族と、意外にしたたかな庶民に紛れて、のちに修道僧になる若い犯罪捜査官がいた、という話。各巻でひとつの事件が終わるかと思っていたら、先月刊行された3巻の事件は「続く」だった。 …

台風が近づいている/『斜陽』

台風が八丈島のあたりを北上している影響で、きょう7日は、正午近くなっても、東京は21℃と涼しい。つい数日前、ふだんは口にしない、氷の入った飲み物に手を出してしまうほどの暑熱に炙られていたというのに。これが束の間の涼しさであることはわかってい…

胃腸に休みをあげた週末

日曜の夜、たまには牛肉でも食べさせよう、そしてわたしも食べようと思って、ネットスーパーでタスマニアビーフのサーロインを取り寄せたら、ときどきあることだけど、実際の量目が購入分に比べてかなりサービスされており、どうもごちそうさまだったのだけ…

だいたいのびていた

朝6時前に起きて、編み図を読むかわりに動画サイトで人が編むのをしばらく眺めていたけれど、結局、いつもと同じやり方で、帽子のプリムを編み始めた。暑さで疲れてしまって、少し熱も出た。 小さい手提げ袋のほうは、ほとんど終わりかけだ。

死に値する罪、その罪を贖わせる権力

ここ両日、熱心に読んでいたのは、sans son と彫り抜かれた紋章を帯びる一族を中心としたものがたりである。徴税と刑罰の大権が内政の柱であった時代、パリ市60万人の治安を一身に背負っていた兄と、ヴェルサイユで奔放に生きる妹。翻訳で親しんだ、『マリ…

餃子の日

近所の大阪王将では、月に2、3回、6個で通常280円ほどする生餃子が190円になる、「餃子の日」を設けている。それは、第1木曜日等なのだが、なぜか「餃子の日」ではない木曜日にのこのこ出かけていって、定価で生餃子を買って帰ることの多いわたし…

編みながら観る

暑いので、サーキュレータに飼育されているなにものかのように、机と椅子から離れることができない。読むか、書くか、さもなくば、編むか。 海よりもまだ深く 是枝裕和 日本映画 ¥2000 清瀬団地の賃貸棟に40年来住まう、樹木希林演ずる老女に一男一女があ…