そう、どこにもない。橋本治の窯変源氏だか双調平家だか、ある章の終わりに、「そして、よいことは、どこにもなかった。」という絶望的な一文があって、しかし、それは、ものごとはなんでも満ちれば欠けるし、その朔もいずれは望になるという、とにかく盈満…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。