ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

妻と母をつくる場所としての学校

(※うろおぼえメモです。) きのう下田歌子のことを書いていて思い出したのが、林真理子『ミカドの淑女』のなかの乃木大将の心の動きだ。日露戦争の激戦下、戦場を囲む地形の険しさ、陸軍内部の統制の乱れ、そして自らの采配の至らなさゆえに、たくさんの兵…

女子教育について小さなメモ

(※ うろおぼえ覚書きです。) 都立高校の入学定員が男女別に設けられていて、その結果、ある高校では、同校に合格するのに、女子は男子よりも、相当いい点数を取らなければならないという状況が生じているという。それは、都内に私立の女子校が多数あって、…

ネットで追いかけ視聴をしてしまう

WOWOWに30年近く加入しているので、同社独自のドラマWがなかなかの出来で、俳優たちにも人気が高いときいても驚かない。ドラマWは、途中、CMを挟まないので、50分間なら50分間、集中して観やすいし、WOWOWオンデマンドというアーカイブでネット視聴もでき…

弘前第31連隊と青森第5連隊

日露戦争の勃発を翌々年に控えた1902年、冬の八甲田山を含むルートをふたつの歩兵部隊に行軍させる演習が行われた。のちに、気象学を専門とする作家・新田次郎は、このときに起きた大きな遭難事件を、『八甲田山死の彷徨』という小説にまとめ、これは1977年…

うろおぼえ御菱葩

御粽司の川端道喜さんの文字をわたしが最初にみたのは、たしか有吉佐和子さんの『和宮様御留』の作中です。第十四代将軍家茂の御台所になるべく、江戸へ下向した和宮親子内親王は、しかし実は取り替えられた他人だったという、よしながふみさんの『大奥』に…

皆既月食は、見ていない

月の出のころ、東京湾方向の空は曇っていて、夕食の皿を下げたあと、わたしは眠ってしまったので、次にはっきりと目を覚ました23時ごろには*1、厚めの雲の傘をさした大きな月が、天のかなり高いところを指して移動している最中だった。 ひれかつ丼 朝食 パン…

その夢はアイスクリームでできている

本来ならば五月晴れと呼ぶべき晴天がここ三日ほど続くらしいが、今年はすでに入梅を迎えてしまったので、これは、梅雨の晴れ間なのだ*1。梅雨前線が南下して太平洋上に遠ざかると、本州近辺は、束の間、からりとした空気に恵まれる。ほんのしばらくは。 冷え…

少しずつでも眠りたい

同じ時刻に横になって、しかし必要に応じて起床時刻をうまい具合にずらしていくという器用な真似ができない。畢竟、睡眠不足。わたしを置き去りにして、地球は、どんどん夏至点に近付いていく。しかも26日は、皆既月食。そのあと現れるのは、メイ・フラワー…

出前もいいけどなるべく台所に立つ

今日などは、眠くて眠くて、食事などすべて出前で済ませられればそれに越したことはないけれど、摂取カロリーを低めに安定させるために、少しがんばって調理台に向かう。その過程で、ちょっとした発見もある。 たとえば、無印良品の透明チューブに入っただし…

豆の届く季節

金曜日の夜に、豌豆と空豆が殻付きのまま届いた。土曜の昼に豌豆を半分つかって2合の豆ごはんを炊いた。晩秋に蒔かれ、真冬の寒さを経験して初夏に甘く稔る豆はえらいと思った。 きのう何食べた?(18) (モーニングコミックス) 作者:よしながふみ 発売日:…

なんとなくぼんやりと生きている

睡眠不足になりがちな日常なので、寝られるときはたとえ短い時間でもなるべく寝るようにしている。 その系では、うどんカテゴリーとラーメンカテゴリーとが拮抗するらしい。 朝食 カレーライス、ヨーグルト、コーヒー 昼食 なし 夕食 カツ丼、カニクリームコ…

そこは戦場だった

リアルタイムで観たのか、それとも後でテレビのドキュメンタリーや書籍で知ったのか、いまとなっては分からないけれども、物心ついてからというもの、「中東」では、戦争や小規模な戦闘、テロ行為が行われていた。それは、東南アジア、南アジアでも同様だっ…

朝餉との語呂を密かに疑う

清涼殿の西庇にお上がお食事を召し上がる部屋があって、そこを朝餉の間と呼ぶそうです。「朝カレー」と聞くと、あさがれひと掛けているのかしらしかしまさかそこまではと、少しだけ古文好き脳がちりちりと炙られるような心地がします*1。 さて、常体に戻して…

鶏釜飯風炊きこみごはん

あとで、台所になかったので今夜の炊きこみごはんに牛蒡が入っていなかったといったら、遠居の家族に軽く同情された。たしかに牛蒡や木の芽があったらまた一段と滋味深かったかもしれない。でも、干し椎茸、人参、鶏、蒟蒻と入っていたら、わたしとしてはも…

出掛けてはみたけれど、相変わらず四苦八苦

筋肉は動きたがるのに、そこに酸素を送り込む心肺の機能が抑えめなので、たびたび休みをとらなければならない。それでも午前中の1時間強をつかって、諸手続を終わらせてきた。いつものように、『これは仕上げるのが到底無理そうに見える作業やけど、順序立て…

シャウエッセンの中味で作ったミートローフ

賞味期限が今年の6月9日だかのミートローフ、要するにハムの塊のようなものだけど、夕食に平たく切って小松菜と炒めて丸ごと(というほどの目方でもなかったが)食べた。予想通り塩気を足さなくてもよいくらい、「露出部分」の表面積の広さがものをいって、…

鯖の巻き込まれた巻き寿司を食べる

寝ている時間、起きてはいても眠たい時間の総計が、だいたい一日10時間以上を超えている。起床時刻が日によって異なるのと、若干服薬の影響もあるのだろう。したいこともないわけではないので、珍しく焦っている。とはいえ、真の問題は、それが瞬間的なもの…

かつを届いて初夏を覚える

ふと数日前の朝日新聞デジタルで見た気仙沼の港に揚がった大量のかつをを思い出して、ネットスーパーでたたきのさくを2パック、注文してみる。なんだかぼんやりする時間の長い毎日だが、わたしはポン酢、家族は大蒜醤油などで平らげたかつをのおいしかったこ…

作ったって買ったってポテトサラダは旨い

数ヶ月前に、スーパーマーケットの惣菜売り場で、年配の男性がおそらく見ず知らずのお子さん連れの女性に、「母親ならば、ポテトサラダくらい自分で作れ。」と言うのを聞いたというはなしをネットで読んだ。ポテトサラダが、「ポテトサラダくらい」と貶めら…

ホットドッグのケチャップとマスタード

稀に外出すると、よくタリーズでいちばんプレーンなタイプのホットドッグのようなものを頼む。それに、赤と黄色のかわいい小袋が添えられている。説明するまでもなく、赤いのがケチャップ、黄色のがマスタードである。 これをパンに挟まれたソーセージの上に…

新たな調剤薬局さん探し

金曜日の通院では、病院のすぐそばの調剤薬局さんに久しぶりに寄った。ここは、仕事は確実なのだけど、わたしのくすりの量が多いこともあって、数十分待って一旦会計を済ませて、それから薬剤を自宅まで宅配してもらうスタイルなので、時間と宅配料金が掛か…

きょうは寝不足

朝、6時15分に起きる予定が、寝過ごすのが怖くて4時ごろからうつらうつらと起きていて、入江相政氏の第2随筆集など読んでいた。倉橋由美子『城の中の城』を自分のKindleのなかで探していて、氏の『城の中』に行き当たったのである。この城とは、もちろん、千…

本人談でもいいし、ライターがいてもいい

WOWOWで、しばらく前まで、『ハウス・オブ・カード』という、アメリカ合衆国民主党の議員とその妻が主人公の連続ドラマを観ていた。政治的野望の達成のために権謀術数を尽くすというよりは、もはやなにが目的かもわからずに紛れもない犯罪行為を積み重ねてい…

筋肉痛に見舞われる

いま、ということは、いまから死ぬまで、わたしは、肺の換気能がかなり下がった状態で生きているらしいので、ふつうに歩くことすら、ときにつらいことがある。具体的にいうと、息が切れる。もっとも、息が切れはするが、2分ほどで普通の状態に戻る。パルスオ…

雨もよいの日の通院

D大学医学部附属病院への通院日。同病院は、三次救急指定病院でもあり、今般のCOVID-19の感染拡大を受けて業務量も増えていそうなので、なるべく有限の医療資源を削らないように、さっといってさっと帰っていくことにする。 一般の患者であるわたしにできる…

お茶が届いた

ルピシアさんに注文した日本茶の新茶、5日の発売のが、その翌日の本日午後、届いた。まったく血縁関係はないにもかかわらず、ただ、自宅が隣同士だというだけで、至らぬわたしたちきょうだいを見守ってくださった、やさしいおばさまが今年の春先に亡くなった…

アマゾンから雑誌が届かなかった

3日に、アマゾンにある雑誌を注文した。4日のうちに到着するはずだった。4日の夜、配達完了通知のメールが届いたのち、それがメール便であるとわかったので、階下のメールボックスを覗きにいったが、届いていなかった。いったいどこのうちに届けたのだろうか…

「混ぜるな危険」は伊達じゃない

いつもネットスーパーで取り寄せているトイレマジックリンのレフィルが電子的棚になかった。そこでスクラビングバブルの塩素系の洗剤を試してみることにした。 わたしのトイレ掃除は、使い捨ての手袋をして、トイレマジックリンのスプレーを掛けたトイレット…

近所で用事を片付ける

朝起きて、ゆうべのすき焼きの残りで丼を仕立てて出して、自分はまた寝てしまった。昼になって、寝ていられないほど頭痛がひどくなってきたので、6枚切食パンのおまけに入っていたミミ部分を囓る。 録画されていた『芳華 Youth』を2年ぶりに観る。前回は、有…

『夏目アラタの結婚』第5巻

アラタと真珠が、単行本の表紙、各連載回の扉絵等等で、思わせぶりな着衣の面積の少ないスタイルでポーズを取っているのにも、そろそろ慣れた。しかし、飽きたというわけではない。エロティックというよりは、アクロバティックなのだ。 殺人等被告事件の控訴…