ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

きれいな「わたし」でいる意味は

 

女だけど、女が一番容姿差別をしているよ

容姿がより美しいことを勝ちだとする根拠は、500年前だったら戦国大名に見初められて側室に取り立てられ、富と権力を恣にするという、いわゆる玉の輿の利得が発生する蓋然性が高いというところにあるのだな……?

2016/09/30 17:34

 

 

 これ、容姿が醜いことによって被る社会生活上の損失の発生を回避するために、めやすきすがたを保つことに執着するのかしらんとかも考えた。精神医学でいうところの醜貌恐怖(『64』の主人公の娘が罹っていた。)が発症する理由などいろいろあるだろうけど。ともかく、他人に受け容れられやすくするために自分の外見を整える人間をそれだけで悪く思うことはできない。それを越えて、他人を見てくれ重視で評価するというなら宜しくないと思う。多分、このあたりが穏当な意見というものなのだろう。

 

 

 たぬきは、尾羽打ち枯らした哀れな中年男に、いっぽう、うさぎは、裂帛の気合いを込めて、たぬきを打ちすえる凜々しくも清らかな若い女に例えられることが多い『かちかち山』だけど、そんなことはない、たぬきもうさぎも生き残るのにとにかく必死である。