ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

夏が終わっていく

 きのうは、外に出た11時半の時点で32℃ほどで、なにがつらいといって、路面からの照り返しが顔を灼く感じがいちばんきつい。日本橋東京メトロの駅なども、地下ではあるのだけど、階段を通じて外気と接触する部分が大きいせいか、空気を積極的に冷やしながら湿気を除くということを放棄していて、とりあえず、乗降客の生命の確保にただちに影響がないレベルでの温度湿度の調整に目標を置いている感じ。これが一駅隣の三越前の駅では、同じ銀座線なのに、三越コレド室町、どちらかというとコレド側の三井不動産の威信をかけて、すうっと冷やされていた。室町のある通りでは町会の祭礼。地元の人限定の。

 「たいめいけん」で早めの夕食。ボルシチコールスロー。学生のころ、神田の洋菓子店のドリンクバーのメニューに、なぜかボルシチがあって、ケーキを食べに寄った筈なのに、一緒にいった人ほとんどがいつのまにかそのボルシチに夢中になった。お店の人もにこにこ笑いながらポットを交換してくれて、うれしいおいしいと連れが喜ぶものだからわたしもなんだか幸せな気分になったのを思い出した。たいめいけんボルシチもやさしくて滋味深かった。地球上のどこの料理でも、およそ汁物というのは、主婦が家族、わけても子のために、野菜と蛋白質を効率よく身体に取り込めるように、具をカットして出汁で煮込み調味して定番のメニューにしたもので、それが料理人の腕に任されても、おかあさんたちのミームはけっして消えないのだろう。コールスローは、キャベツと人参に油少なめのドレッシングが揉み込まれたもので、これもおいしかった。わたしはロースカツを頼んで、その付け合わせとして、同じコールスローにすぐに再会したのだけど、もちろんそれも平らげた。

 帰りには、余熱の中に、すうと冷ややかな風が一流(旒の字を遣いたくなる。)たしかに混ざっていた。

 地下鉄で帰る前に、コレド日本橋のB1、出汁茶漬けの店のテイクアウトで、コロッケとおむすびを買った。栗と揚げが入ったもの。宵の口のうちに食べたら、これがじつにおいしかった。再来週、新栗が届くので、うちでも作ろうと思った。

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 冷やめしに、刻んだ紫蘇漬と当たり胡麻、食塩を混ぜて三角に結んだのに、海大臣を3つに切ったのをぐるっと巻いたもの。