ぴょん記

お暑うございます。

よなよなエールのんで寝た

 早寝していたけど、目を覚ましたので、冷蔵庫で冷やしていたよなよなエールを出してきた。朝方まで眠りを継続するために胃を経由して注ぎ込むアルコールで、つまみはなにもない。

 お礼を口にしたり、お返しをしたりしない相手に、気遣いを示したり物を贈ったりすることは、長い間には自分を粗末に扱う行為に繋がるのではないかと考えたりする。これをわたしがすることは自己満足に過ぎないし、相手にとっては有り難迷惑以外の何物でもない、ということを過去形で感じる。心を通わせ合ったという実感に乏しい。

 むかし、勉強ができるよりも朋輩と仲良くできることのほうがとても大切、と母がわたしに言った。それなりにわたしは努力した。なにかにつけて円満に振る舞うように心掛けた。そして、相手にとってこれが過剰な厚意の押しつけにはあたらないか、ひやひやしながら、わたしの考える「親切」を細々と繰り出し続けた。結果、くたびれた。そんな「親切」、きっと誰もいらない。だから、薄情に震える日というものがある。いたわってほしい、なにか頂戴、なにかした相手にそう直截に願ったりはしない。にしても、あんまりだなあとあたまの中が堂々巡りしそうになったので、ビールをひっかけて強制終了したのだった。

 

天然生活の京都案内 (別冊天然生活―CHIKYU-MARU MOOK)

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