ぴょん記

お暑うございます。

アカシカ・ルイさんのお父さん

 本日、『BEASTARS』第8巻がリリース。学舎チェリートンを半分飛び出して、昼は高校生、夜は暗黒街のパンダ医者のもとで修行する主人公のハイイロオオカミ。一方、演劇部の花形役者で、草食獣ながらも学園の王者であったが、暴力組織のトップに立ってしまったアカシカのルイさんは、退学届の判子をもらうために、5歳の自分を引き取って育ててくれた養父のもとを訪れる。この財閥総帥の大きいアカシカが、怜悧で酷薄そうで、でも愛情深くてかなり複雑で、とてもいい。ある意味、お父さんとしての理想の一類型かもしれない*1。ルイさんの寂しさを別の側面から眺めていたウサギのハルちゃんがハイイロオオカミにほぼかっさらわれたいまとなっては、このお父さんの立派な角が、さながらルイさんにとっての最後のセーフティネットだ。

 

 

*1:そこへいくとパンダ医師は、お父さんというよりは哥々という感じか。