今週、シミ子おかあちゃんは、夏の間中、こればっかりは掛け値なしで無料だった太陽の熱と光から見捨てられて、洗濯ものもままならず、陰々滅々、『平家物語』ほかの電子書籍に向かっていた。
小雨のふる秋の日中に焚き籠められた香の薫りとか、やっと雨の止んだ十三夜の月の光が雲の間から薄く見えるところへ流れてくる湿った笛の音とか、とりどりに趣深くどれも捨てがたいものだ。
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2018年9月20日
それでそのおかあちゃんのおねえちゃんの娘婿である人は無事に東国から帰ってきはったんと聞いたら、なんかねえ橋合戦よりまっと前のことで、900年か1000年くらいも昔のことやからおかあちゃんもよう覚えていないし、思い出すのももっぱら夢の中だけやしなあとはぐらかされれた。 #kyotosento
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2018年9月20日