2017年に亡くなった葉室麟の原作を映像化した作品を観た。岡田准一演じる瓜生新兵衛の太刀を西島秀俊が受けるシーンがあって、そのあとに大勢の刺客が待ち受ける中に、このふたりが切り込んでいくわけだが、さすがに西島秀俊、がんばって稽古をしていた。というか、こんなに端正な側用人が若殿である渡辺大の脇に控えていては、ゆくゆくはお国御前にしようと企んで娘を差しだそうという黒い志をもつ重臣がいかにも面白くないではないか。
- 作者: 葉室麟
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/12/25
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (3件) を見る
いま、原作を読んでいるところ。