ぴょん記

上古文学、外国語、数学、調理、編みもの、縫いもの、競争法

誠実さの際で三連休を藻掻く

 叔母が、生椎茸をたくさん送ってくれた。大きさに多少のばらつきはあるが、均すと直径が7センチほどである。きわめて肉厚。その数、70個か、あるいは80個。

 料理鋏に使っているふつうの鋏でかさとあしを分離する。そして、焼き肉や炒飯など、料理をするたびにかさの部分を鋏でカットして炒めて味をつける。わたしが椎茸をおいしいと思って食べられるようになったのは最近のことだ。そもそも野菜を旨いと感じることが少なかった。これに対して、魚は、とくに、刺身や鮨は、かなりおいしいと早くから思っていた。肉もほどほどには。しかし、野菜については、たとえばトマトなどは、自分で箱買いしてまで食べたい、弾みで中くらいのを2、3個ぺろっと平らげるようになったのは、5年くらい前に始まったことだ。野菜は買うし料理に使うし食べてもいたけれど、そうした食に関する営為は、おいしいと感じるどちらかといえば単純な情動にきれいに繋がっていなかった。

 甥の合格祈願に湯島天神に行った。甥の母である妹も、わたしも、大学受験も院試も、たとえ実際には顔が引きつるくらい内心では余裕がなくても、きわめてドライにイッテキマスと家を出るタイプだったので、神信心はいかがなものかしらと思ったけれども。ともかく、甥の祖父になる父が生きていたら、また、祖母であるハハの足回りが達者であったなら、太宰府か北野にはお参りしたのではないかと思って、代参の心持ちで。ぼくらの世代はみんな法学系だったけど、甥は工学系らしいので、何世代か続いたら、旨い野菜を作る子が生まれるかもしれない。

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いい靴でしょう?