ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

如月つれづれ/『BEASTARS』12巻

 このごろ机に向かっている時間が急激に増えたので、目の調子と、体幹の具合が著しく思わしくない感じである。具体的にいうと、右眼がしょぼしょぼになり、座り方がおかしいのかそれともそもそも座業に適していない骨格なのか、前方に向かって掛かる自重に拉がれて、なぜか内臓の活動がさかんになってしまう。就中は、尾籠なことに胃から先とか腎臓から後が元気になる。だから、お預かりした書類を汚してはいけないので、仕事中はキッチンで立ったままコーヒーや番茶を啜るのがせいぜいのこの身体は、入るのが少なめでどんどん旅立っていくために、内側からからからになる。手の甲から指先ががさがさになるのも外からの乾燥だけが理由ではなさそうである。

 きょう、『BEASTARS』の12巻が出た。わたしは、Kindle版で予約をかけておくので、日付が変わると同時に新しいのが配信される。『BEASTARS』には、まったく人間が出てこないけれど、ある意味、人間しか出てこないといってもいい。ふと、ハイイロオオカミの主人公、レゴシの周りに、親身になってくれる女が、レゴシが退学して彼女が卒業していったために離ればなれになったドワーフウサギのハルちゃんしかいない、というのに気付いてしまった。ほかは、育ててくれたじいちゃん、鍛えてくれたゴウヒンさん、701号室の仲間たち、それにルイ先輩と、みんな男性。