ぴょん記

上古文学、外国語、数学、調理、編みもの、縫いもの、競争法

とうとう、寝酒

 このごろ自分の塒で眠っても、すぐに厭な感じで目が覚めてしまう。火曜の未明など、4、5回は、眠っては起きるのを繰り返した。「つらい」「悲しい」ではなく、「厭な」感じ。脳の中で、なにかしらの人体成分を手軽にマッピングする技術が実用化されたあとなら、ぜひ同じ状態が発生するのを回避してほしいものだけど、現代の医学ではそれは望むべくもない。だから、なにか別に策を講じることにした。

 歌のタイトルにあるように「心臓を捧げよ!」ではなく、「肝臓を差し出せ……。」なのだけど、寝酒に少しだけ果実酒を呷ってみた。台所のいちばん手近なところにあったプラムの瓶を開けてみても、漬け込んだ果実の香りしかしないので、夫に、どんなもんでがしょと一口勧めてみた。ほとんどアルコールは飛んでいるんじゃないかね、と言う。そこで、小さな果実酒用のレードルで2掬いとって、冷えた炭酸水で割って飲んでみた。甘い。しばらくするとほかほかしてきた。みると、アルコール分解酵素をたくさんはもっていない人の顔が赤い。それも、かなり赤い。結論として、このプラムの焼酎漬けは、まだアルコール分がかなり残っているということになった。

 毎日のんでいるたくさんの薬のため、肝臓を労る必要があり、酔うほど飲めなくなってもう何年にもなるけれど、たまに寝酒で一口二口ぐらい飲むぶんには構わないらしい。

 

天然生活 2019年11月号

天然生活 2019年11月号

 

  アマゾンで予約注文。920円だった。