ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

胃で片付ける木曜日

 月曜、土鍋でクリームシチューを拵えて、当日はともかく、翌朝以降は温め直して水や牛乳を足して、食べたり食べなかったり、気温が低いのをいいことになんと木曜日まで持ち越した。もうわたししか食べないので、途中で鶏塩だしの小鍋の青菜や豆腐の崩れたのさえ混ざった出汁を加えた。濃厚でおいしいけれど、お客さんには絶対に出せない代物だ。

 それを温め直しているところに、もはや堅くなって千切ることさえできなくなった雑穀パンの丸いのを入れて柔らかくした。それを煮ながら、日曜日に茹でた卵をむしゃむしゃ食べて、ダブルチーズのレーズントーストや、残りご飯の小さいおむすびも口にした。ようやく雑穀バンが水気を吸って柔らかくなったころには、わたしの食欲はすでにおさまっていたけれど、塩気に助けられてなんとか鍋の残りとパンは食べきった。

 その塩気というのが、茹で卵のために添えてあったハーブソルトとふつうの粗塩なので、食品ロスを減らすというか、もう、数日前の自分の食物に対する嘘も裏切りもまるめてのみこむというか。

 年末年始は、なるべく地味に小さく食べ過ぎずに。

f:id:e_pyonpyon21:20191212083614j:plain

ずいぶんおとなしくなった母の味噌汁

 幼時、毎朝、出汁の煮干しの大きいのが2、3本、椀に刺さっていて、それをすべて食べないことには学校に出してもらえなかった。遅刻しないことよりは、煮干しを食べて骨格を作れと主張して憚らない、当時としても珍しい母親だった。おかげで歯はともかく骨は、ステロイドにも負けない仕様に出来上がった。

 ちなみに、いまでも大きな煮干しは、怖い。