ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

そして一月は往ぬ

 いまを遡る2週間前のこと、西早稲田から大きな学校の敷地内を突っ切っていけば地下鉄の駅は近かったのだけど、このごろは門のところにカメラが設置されており、まったくその学校の関係者ではないからとぐるりと坂を上がって下って少し疲れてやっとのことで地下鉄の駅へ着いた。途中で早稲田とは反対側の高田馬場まで行くことになってもかまわないからタクシー止まってくれないかしらと何度か空車と思しき車に向かって手を振ったけれど、すべて止まってくれなかった。肺の換気能に欠陥があるので、一旦苦しくなると休み休みしか移動することができない。こういう感じになってしまってから、正確には、いったい何年くらいになるのだろう。

 そういうこともあって身体機能も含めていろいろリビルドするのに、老化へ向かう坂の傾斜がきつくなっていることも加味して、3年をかけることにした。その間に、病気がひどくなって、あるいは、別のやまいに罹ったり事故に遭ったりすることによって、命を落とすことがあるかもしれない。でも、それでもしかたない。あと2年生きていたいといってから今月でまるまる6年になる。

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餅はときどきぷっくり怒る