今朝、また二度寝して10時くらいまで寒い寒いと震えていた。四月の上旬ぐらいにはこの大きなコンクリートの塊が日中の太陽からの熱程度では温まりきれず、夜はまた北風に冷やされて、五月の声を聞くまでは壁も天井もひんやりしているのはいつものことだけど、わたしは今年は矢鱈に寒がりのようだ。加齢によって基礎代謝量が落ちて体温を維持できるだけの熱を作り出せなくなったのかもしれない。
昼にナポリタンを作った。玉葱、ハム、ピーマン、茄子、トマトと刻んでおいて、麺を茹でっぱなしにした。それから中身を茹でて、トマトとバジルのソースをこれでもかこれでもかと使ったけど、瓶の3分の1も使いきれない。ハーブソルトもたくさん混ぜた。
夕方になってから、予告通りの緊急事態宣言が発出された。PMのスピーチの後半になって、地方への移動を厳に避けてとの説示になった。都市から地方へ人の流れが生まれて、そこで感染が起こると、ただでさえ乏しい地方の医療資源が早々に枯渇してしまう。そのような事態を引き起こさないために、実家や別荘などのある地方へは移動しないよう、「要請」という語でもって都市住民をその場に引き留めようとするのは、性善説が過ぎるような気もするけれど、法令上はそれ以上のことができないのだから。