ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

コロナ疲れとかそういうのじゃなくて

 そもそも何年もろくに家から出ていなかったでしょうがと家族にいわれはするけれど、外で好きなだけ映画を観て余計な買いものをして電車に乗ってバスに乗ってタクシーに乗ってたまには歩いて、それができないとなると、あたまの表の部分ではない、無意識の領域でぞわぞわと不愉快な感じが広がるのだろう、夜中にはっと目が覚めることが増えてきた。

 もしかして、そういうのは、わりと普遍的な……?

 きょうの午後、宅配の受取りにために外廊下に出て下を眺めていたら、2、3人で買いものの行きとか帰りとかの家族連れが多く視界に入った。うちのあたりは高齢者の世帯が多いので、ひとりきりでは買いはできてももてる量は知れている。主婦と、もうひとりがユニットになって買いものミッションをコンプリートすることが多いようだ。ハハと、小中学生のこどもふたりというのは、散歩を兼ねての買いものかもしれない。例年、温かいとかうっすら暑いとか倒れそうになるほど暑いとかいう季節にはいつも外で集うインドやマレーシアからの長期滞在者の姿はみえない。

 目標を達成できたらば月末を待たずに14日あたりで非常事態宣言は解除されるかもというけれど、それが難しいことはうちの近所の様子を上階から眺めただけでも予測できる。百坪ぐらいの庭があり、屋敷の中にも広い座敷ひとつと小座敷いくつかがあるようなうちならともかく、このあたりは、皆、100平米もないマンションやアパートメント(都営住宅の名前に付く。)住まいなのだ。先行き不透明な気持ちをPC の画面やテレビの上っ面を眺めることでおさめられるわけもなく、外に出る。出れば、自分と同じように、ひとりか、家族を連れた人たちがいて、ベンチに腰を下ろし、スマートフォンの画面を繰ったりぼうと空を見上げていたり。

 推奨されていることではないけれど、こういうとき、外の空気を吸いたいと思うのは、生き物としてむしろ正常な心持ちではないだろうか。

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19/20aw最後のスヌード。