ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

ヨーグルトと北欧デザイン

 フェリシモさんの洋服のカタログで、北欧のプリントを使用した洋服など眺めてみる。

 きまじめに繰り返されたパターンのひとつひとつは奇抜でもなんでもなく、端正の一語に尽きる。それが布になって洋服に仕立てられたとき、着る人に一種の覚悟を求める一着になる。それほど高価なワンピースでもないのに、一の線の女優さんが着てもおかしくないほどの光線を放つのだ。これは、「シロップ」という、おもに若年層向けのカタログに出ている洋服のはなしだけど。

 話はかわって、ヨーグルト。去年、旅行したとき、宿の朝食ブッフェでヨーグルトの大きな容器が20分近くの間、空で、とうとうスタッフさんに、「どうかヨーグルトを追加してください。」とお願いした。じつは、わたしはもともとヨーグルトが苦手で、病院の入院患者のための給食で、牛乳の代わりに配膳されるヨーグルトも冷蔵庫に溜めて少しずつ処分するほどだった。うまうまと胃酸の海をくぐり抜けて、小腸大腸の腸内フローラに大帝国を築き上げるような乳酸菌のあるものかと高を括っていた。それが、あるとき、『もうヨーグルトぐらいしか食べる気がしない』というぐらい、食欲が気まぐれになった折に、食べられてくれたヨーグルトに義理を立てて、以来、ほぼ毎日ヨーグルトを手にするようになった。これは、ヨーグルトが豆乳でも豆腐でもそれほど違いはないと思う。

 

芥川龍之介 作品全集

芥川龍之介 作品全集

 

 『青空文庫』では、短編などすぐ読み終わってしまって、ほかのを開かなければならないけれど、こういうまとまったものなら、次のがすぐ始まるから便利。