金曜にルピシアさんで入手した黄金桂を、日曜の夕食後にいれてみた。ひとり分8gというので、ティーポットに12gくらい入れて、熱湯で1分。それでマグカップに注いでみたら、一煎目は穏やかなかおりだったが、しばらく時間を置いた二煎目は、むかし、ティーバッグをポットに入れて仕事の合間に啜っていた黄金桂のしっかりした頼りがいのある味わいだった。
週末は、久しぶりの通院明けでなんだかほっとした部分もあって、とても早く目を覚ましたり途中で電池切れを起こして眠くなったり、故障しがちな家電製品のような動作状況だった。数値の上では、少し筋肉とろける具合が強めなのは、腰痛の原因が筋肉痛であるのと関係があるのかないのか。とはいえ、ロキソニン湿布に頼るほどでもない。
これは、以前に読んだかどうか、読了したあとでも思い出せない。内妻のある中年の作家が、カフェーの女給をしている愛人の性的乱脈を懲らしめるためにあれこれ謀を巡らすところなど、まさかこういうのが纏綿とか情趣とかいわれていたわけではないだろうなと、へんなポイントでぞくりとするはなし。