ぴょん記

お暑うございます。

雨の都心を歩く

 病気をしてこのかた、ずっと身体の保水状態の問題を抱えていて、つまりはその日の浮腫み具合によって履ける靴のサイズがまったく違うのだ。サイズの異なる靴を3足もっていてその日ちょうどよいのを履くという手もあるけれど、それではあまりに不便なので、外出するときは、足の踵で調整できるサンダルがスタンダードになっていた。

 でも、この日曜のように朝から勢いよく雨が降るなかをサンダルで出掛けるのはさすがに心許なく、外出するにあたって、ネットで買ってたまに履いていたスニーカーを選んだ。ぬれた駅の階段や街路で滑って自分や周りの人を危険に晒すのを避けるためなら多少の窮屈さは辛抱せねばとはなから諦めていたが、長く外を歩かずにいるうちに足そのものの筋肉が落ちたようで靴の中には若干の余裕もあった。

 このごろまったくといっていいほどしていなかった、傘をさして公道を歩くという行為。滑らぬように転ばぬように、ただそればかりである。

 木々の緑が出揃って、でもまだ強い陽に灼かれてはいなくて、けぶるような水蒸気の薄い膜に浮かび上がっているのは、さすがに美しい感じだった。

 

 朝食 パン、コーヒー

 昼食 玉子とハムのサンドイッチ、昆布のおむすび

 夕食 すし懐石、鉄火巻き、うなぎ巻き

 

 

 

 那須雪絵さんは、『ここはグリーンウッド』のあたりから、雁須磨子さんは、『どいつもこいつも』から。後者は、自衛隊普通科の女子隊員が、富士山を走って元旦登山したり、陸曹試験を受けたりする話でした。