台風やその後の強風で、洗濯物が少々溜まってしまっていた。7時ごろから洗濯機を回し始め、ベランダ半分を使って洗い上がったさきから真夏の直射日光と南風に晒した。余勢を駆ってバスタブもきれいに洗って水を張ったので、あとは午後になって焚くだけである。
台所では、秋田県産の枝豆を5分間茹でて笊に取り、冷ますのと同時並行でどんどん莢から外していった。これは、ハムと一緒に炒めて、昼のスパゲッティの具になる*1。枝豆を茹でるのに厚手のフライパンが温まったので、すかさず下味をつけておいた豚肩ロースブロックの各面を焼き付ける。また120分、130℃のオーブンで加熱してローストポークにするためだ。こちらは、夜の冷麺に載せるためのもの。
ガスの炎を安定させるために締めきった台所でフライパンで豚を焼きながら、その傍で熱い豆の莢を扱うという作業に引き続き、パスタ茹でに移行した。痛くも苦しくもないけれど、熱はじわじわと身体を弱らす。朝の連続テレビ小説で菅原小春さんが競技中の深部体温を下げるために細かな氷の粒の入ったのみものを車いすに取り付けていたなあとか思い出す。わたしは、フラペチーノもおそるおそる飲むくらい固体の冷たいものを摂るのが下手なので、深部体温を下げるためにできるのは、せいぜいが冷水を飲むことくらいだろう。
昼食後、豚肉をオーブンに収めて小一時間、ひっくり返したので、あとはなにもせずにそのままにしておけばいい。というより、今日は、もう自分の髪の毛を洗って乾かしたらあとは寝て過ごしたいくらい、13時の時点ではげしく消耗している。
*1:パルメザンでもチェダーでも細かくおろしたチーズを多めに。