ぴょん記

お暑うございます。

火曜は雨降り

 朝から冷たい雨が降り始めた。ダイソンのハンディクリーナーのメンテナンスをして吸い込みの力を回復させた。それから床に箒を掛け、集めたごみをハンディクリーナーで吸い込み、を繰り返していたら、次工程のセスキシートで雑巾掛けについては、きょうはやらなくてよいという気分になってきた。

 目がしょぼしょぼするけれど、とりあえず机に向かう。夜は、おみやげの崎陽軒シウマイ弁当とシウマイ。シウマイを都合12個も食べてしまう。おかげで、弁当に入っていた鶏の唐揚げは、自分では食べきれなくて家族にあげた。崎陽軒さんのシウマイ弁当のうち、カジキの煮付けとざくざくに刻んだ筍の煮物、塩味強めの昆布の佃煮は、弁松さんの並六などに入っているのと似ていて、そういうのが旧い関東の弁当の基本なのだろうか。

 九州のある田舎では、かつて集まりのたびに「折」が配られた。酒席で開けて振る舞い酒の肴として食べてもよいし、そのまま家に持ち帰ってもよい。その折は、正方形のしっかりめの経木でできていて、鯛の炙ったのや蒲鉾や筑前煮が入っている。家に持ち帰られたそれは薄めのだしを加えて念入りに煮返されて、家族の食卓に上がるのだけど、炙られた上に煮られた鯛がいかにも気の毒で、あまり副え箸に手を伸ばせなかった記憶がある。

 折には飯も詰められていて、その飯粒を全て取り除いて、きれいに濯いでおく。水気が切れて生乾き以上になったら、ぱきぱきと割って風呂の焚き口にくべる。風呂の焚き口から前夜の薪の灰を除き、ちょっとした紙屑や間伐材を割って作った薪を燃やして風呂を温めるのはわたしの仕事の一部でもあったので、折の割ったのも燃料にしていたのだ。いまは、都市ガスで温めた風呂に入り、どんなものでも自家では燃やさずにごみに出してしまう。