ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

うちの炒飯

 納豆を炒飯に入れようかどうか思案しておいでのかたに、「どうせいれるならば碾き割り納豆で」と呟いたものですが、わたしは、ふだん納豆を炒飯に混ぜません。

 炒飯には、ハム、挽肉、魚介、なんでもあるものを入れる。自分で作った焼き豚や、豚の角煮の端切れがあればそれを細かく刻んで混ぜる。だいたいの具の大きさが同じくらいであると食べやすいので、ミックスベジタブルが入るときは、肉や葱なども8ミリ角になるように刻む。それは炒飯の具としてはかなり大きいことになるので、食卓ぽろぽろ率も上がるのではあるが、こぼしたって量は知れているのであとで掃除すればよい。

 フライパンを熱して、胡麻油を大さじ1ほど垂らしたら、混ぜておいた卵2個か3個をさっと大きめに炒りつけてボウルに取る。この卵には、塩も胡椒もいれない。具を炒めて少し味付けて別のボウルに取り、温めておいたか炊きたての飯を丼1か1.5ほど炒る。前は、この味付けのときに「炒飯の素」をつかっていたけど、いまは、粉末の鶏ガラスープと酒ぐらい。飯が炒まったら、具をフライパンに戻して混ぜ、仕上がり直前に炒り卵を入れて軽く切りながら全体に散らす。

 碾き割り納豆は、この卵に混ぜておくといいと思った。1パックあたり小さじ2分の1ぐらいの食塩を混ぜると、粘り気が少なくなるかもしれないが、もともと加熱されるのだからそれほどの粘りは残らないのではないか。

 しらすとか、貝の身とか、この季節ならではのおいしそうな具が次から次に想像の台所に広がっていく。

 

 このトランプ、注文しました。フェリシモさんで。