ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

大きな無印良品の店舗で買物をした

 高校生のころ、平日は下宿していたので、そこから半径5㎞以内にある数軒の本屋さんに行っていたが、土曜は親の家に戻るので、その前に中心街の大きな本屋に寄っていた。そのひとつが、PARCOブックセンターで、全国ネットとしては、三省堂書店に並ぶ情報量をもち、つまりは、受験参考書の質量が優れていた。学校の中の内緒話に疎かったわたしは、優秀な家庭教師が来たり、もっと大きな街の予備校に通ったりする同級生のことなどまったく知らずに、宿題のプリントを解き、通信添削の課題を解き、それでも時間があるときには、そういう大きな本屋で手に入れた問題集を解いていた。

 当時、PARCOには、DCブランドのテナントが満載で、本屋での用事が済むと上階にあがって好きな店を眺めたりした。そのうちに、無印良品のショップに自然に出会い、たとえばBIGIとか似合いそうな同級生がもっていた茶色いノートはここのものだったのかと合点がいって、最初に買って帰ったのは、5個入って198円の味噌ラーメンだった。

 それからの学生生活にも、そのあとの生活にも、無印良品は、なくては困るインフラだった。電気ガス水道、生鮮品と穀類を買うスーパーマーケットや生協の宅配の次、ユニクロにやや優先する地位を、無印良品は、わたしの暮らしの中で占めていた。

 その状態は、わたしが生きている限り、きっと変わらない。今回は、ベッドのマットレスの買換えを含めた、比較的高額の買物をした。家のマットレスのひとつが、これまでまったくよくがんばってくれたけれど経年劣化によってへたってきたので、高密度ポケットコイルのマットレスに交換することにしたのだ。この高密度ポケットコイルマットレスは、約10年前からわたしが使っているけれど、横臥時、とても楽なので、強く推奨したのだ。とはいえ、わたしは、木の床の上でも、畳に茣蓙を引いた場所でも、寝ると決めたら眠ってしまうので、万人向けにどうかはわからないけど、まあ、高密度ポケットコイルで寝て具合が悪くなるひとはいないと思います。

 

 なぜかAmazonでも扱いがある。これは、セミダブル。