ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

帰りが遅くなったので「すき家」に寄った

 最後に牛丼屋さんでテイクアウトをしたのは、おそらく8月の定期通院の後、曇り空のもとで。ふらふらと病院から自宅最寄りの松屋さんまでタクシーで帰って、そこでお昼のセットをふたつ持ち帰りで買った。そのころ、わりと体調が悪かったので、帰宅してすぐ昼食の仕度ができるようには思わなかったし、自分の食欲も地に落ちていた。しかし、牛丼の並より小さいポーションならば、なんとか掻き込める気がした。

 それから3ヶ月。やっとふらふら乗れるようになった電動アシスト付き自転車をでふらふらと国道の幅広い歩道の端を帰っていたとき、今夜はすき家さんのテイクアウトでいいかという気分になった。

 はじめて入ったそのすき家さんの店内には、まず、メニューを選択する端末がある。そこで出た伝票をレジの人に渡してお金を払う。しばらく待っていたら、お店の人がテイクアウトの包みを渡してくれた。まだ仕事に慣れない感じの、ほぼ高校生のように見える若い女性が、しかし案外しっかりと、レジ袋にどんぶりなどを受けるための紙のホルダーを据えたものに、次々と品物を詰めていってくれた。せっかくなので、とん汁も買った。減塩の生活を続けているので、この標準的な塩気のあるとん汁は、正直、旨かった。塩分、糖分、脂肪は、たえず人類を誘惑する。

 どこにいっても、ある程度の人口規模のある場所ならば、無印良品ユニクロで買い物をして、ときには銀のさらCoCo壱番屋すき家で食事を調達しするファスト消費、ときどきすごく助かる。

 

 1月号には、カレンダーが付録につくので、毎年、物理版を買います。