ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

背中から寒さがやってくる

 机の向きが変わってはじめて迎える冬なので、背中から戸外の冷えが沁みてくるという体験をしている。これまでは久しく布団や衣類、本の詰まった棚に取り巻かれて、あとは残ったわずかな空間を温めるだけで足りた。ところが今冬は、まえに書いた小さなオイルヒータが頑張ってくれてはいるものの、屏風でも立てて机の近くの空気だけぬくめてもよさそうである。と、思って、きょう、生協の雑貨品のカタログを何気なく眺めていたら、床からやってくる冷えを防ぐための商品として、市販品があった。

 実際にカタログに掲載されていた品は、もう少し安価で、腰までぐらいの高さのものと、六尺程度の高さのものとがあった。

 現在、このオイルヒータは、600Wと1200Wのうち、600Wを選んで、その上で無段階方式のかなり低いところで運用している。別の部屋にオイルヒータが複数台とこたつがあって、調理にも電気圧力鍋やオーブンを使う関係で、これが全力疾走するわけにもいかないのである。

 いまのところ、もっとも現実的なのは、閉めっぱなしにしているカーテンにさらに厚手の布を付着させるなど、窓からの冷気を防ぐことなのかな。