ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

ドラマ『ウツボラ』最後まで見た

 WOWOWの連続30分ドラマ『ウツボラ』の最終話まで、WOWOWオンデマンドで配信されていたので、しまいまで観た。これは、平たく言えば、実の姪の平祐奈と二人暮らしの作家北村有起哉が、正体のしれない女性前田敦子に翻弄される話だ。

 北村有起哉演じる作家の溝呂木舜は、幼時の自転車事故が原因で、男性機能に不具合を抱えている。これが一般的に人格形成にとってどのくらいの影響をもつのかわからないが、作中ではかなり大きな要素として働いている。辻という名の編集者が、溝呂木のある行為に気づき、激しく惑乱した末に、ある陥穽に嵌まってしまう。それがラストシーンの映像に繋がると原作を読んだときも思ったものだが、もしかしたらそれすらまったくの勘違いだったのかもしれない。

 『ウツボラ』の初稿と完成稿をそれぞれ読みたかったようなそうでもないような。

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